【令和8年熊本地震】テラドローンの災害支援と屋内点検ドローン「Terra Xross 1」の活用実績

皆さんこんにちは!FDDI事務局です。

2026年7月発生の熊本地震において、Terra Droneは屋内点検ドローン「Terra Xross 1」を投入し、イオンモール熊本などで危険区域の被災状況調査を実施しました。

要約

  • 災害対応の概要: JUIDAからの要請を受け、倒壊・二次災害リスクのある屋内捜索を実施

  • Terra Xross 1の強み: 非GPS・暗所・粉塵環境でも自律飛行し、上下180°の4K映像を撮影

  • 取得データの価値: 内部点群データやオルソ画像を関係機関へ提供し、復旧支援とデジタルツイン化に貢献

令和8年熊本地震におけるテラドローンの災害支援概要

2026年7月28日16時27分頃、熊本県地方を震源とする最大震度7の「令和8年熊本地震」が発生しました。陸上自衛隊西部方面隊等からの要請を受け、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)はドローン民間防災組織「JUIDA-D³(Dキューブ)」を通じた災害支援を開始しました。

これに伴い、Terra Drone株式会社(テラドローン)はJUIDAからの支援要請を受け、自社開発の屋内目視点検用小型ドローン「Terra Xross 1」および専門運用チームを熊本県へ派遣。二次災害のリスクが高く人が立ち入ることが困難な倒壊建物・大規模商業施設内の状況把握と捜索支援活動を開始しました。

イオンモール熊本での室内調査と取得映像・3次元データの公開

テラドローン調査チームは、被災現場であるイオンモール熊本の施設内部に入り、「Terra Xross 1」を用いた危険区域のスクリーニング調査を実施しました。

地震の大きな揺れによって天井材や配管が落下面上に崩落し、粉塵が充満する暗所空間において、従来の立ち入り調査では作業員の二次災害が懸念される状況でした。同社は機体を危険区域内に投入し、内部の天井脱落・壁面崩落・通路の遮断状況を迅速に確認・撮影しました。

公開された調査動画とデジタルデータ

取得された詳細データは関係機関への提供を経て、被災地の復旧・復興および今後の防災検証に役立てる目的で一部が一般公開されています。

  1. 現場確認映像(YouTube)

    施設内部の天井崩落や散乱した瓦礫、2階フロアや通路の被災状況をリアルタイムに捉えた映像が公開されています。

  2. 3次元点群データ・オルソ画像

    「Terra Xross 1」で撮影された映像とともに、建物内部の形状を立体的に再現した「内部点群データ(3次元デジタルデータ)」および「オルソ画像(2次元画像)」が取得されました。

テラドローン、イオンモール熊本で状況調査の取得映像・デジタルデータを公開 | DroneWiki

屋内点検ドローン「Terra Xross 1」の技術的特長と災害現場での強み

今回の災害支援で威力を発揮した「Terra Xross 1」は、テラドローンが開発から生産までを一貫して手掛けた初の国産屋内点検用ドローンです。

項目 スペック・特長
自己位置推定機能 ビジュアルセンサー + LiDAR(非GPS環境下での自律安定飛行)
カメラ性能 上下180°可動式 4K高解像度カメラ
照明設備 暗所対応 大光量LEDライト
通信機能 シグナルリカバリー機能(通信復旧帰還機能)搭載
データ連携 撮影・計測データを「Terra Xross Cloud」上で3D管理・共有
製品詳細 Terra Xross 1 製品リリース

1. 非GPS・暗所・高粉塵環境での安定飛行

屋外用ドローンで必須とされるGPS信号が届かない屋内や地下空間でも、ビジュアルセンサーとLiDARを組み合わせた独自制御アルゴリズムにより、壁面や障害物との距離をリアルタイムに把握してホバリング安定性を確保します。

2. 上下180°撮影と大光量LEDによる視界確保

カメラ角度を上下180°自在に変更できるため、崩落した天井裏のトラス構造や、フロア床面に散乱する瓦礫の確認を1台で同時にこなします。停電した被災施設内でも、内蔵LED照明によって鮮明な4K映像を取得可能です。

3. 通信断絶リスクを低減する「シグナルリカバリー機能」

コンクリートや鉄骨構造で電波が遮られやすい大型商業施設内でも、通信が切断された際に自動で電波復旧エリアまで戻る「シグナルリカバリー機能」を備えており、機体紛失リスクを大幅に低減します。

防災・インフラ復旧におけるドローン活用の最新動向

災害直後における一次情報の収集は、行政や自衛隊、消防などの救助機関が迅速な意思決定を下す上で極めて重要です。

従来の災害対応では、人力による現場侵入が避けられず、余震による倒壊や二次災害のリスクが常に伴っていました。「Terra Xross 1」のような屋内特化型小型ドローンと点群データ解析技術(SLAM/LiDAR)を組み合わせることで、以下のイノベーションが実現されています。

  • 二次災害ゼロでの現場把握: 人が入れない狭所・高所・倒壊危険区域へ即座にアプローチ。

  • デジタルツインによる正確な被害計測: 単なる動画撮影にとどまらず、3次元点群データ化することで構造物の歪みや瓦礫の容量、撤去に必要な重機選定を遠隔で正確に算出。

  • 関係機関間での迅速な情報共有(Common Operational Picture): クラウドシステム(Terra Xross Cloud等)を通じて、現地対策本部・行政・建設事業者が同じデジタルデータをリアルタイムに共有可能。

おわりに

正しい航空法知識を付け、安全にドローンを運航しませんか?
当スクールでは国家資格コースを岡山と石川にて開講しております!

弊スクールでは、お客様の活用方法に合わせて、丁寧に必要な運用のポイントをお教えいたします!
ドローンについてお困りの方はお気軽にご連絡ください

写真

弊社は下記の二つの事業をメインに行っております。

1. ドローンスクール

国家資格・各種免許制度に対応したスクール講習を提供しています。

2. ドローン関連コンサルティング

ドローン導入PoCにおけるPMO支援から、ビジネス活用全般のコンサルティングを行っています。

━━━━━━━━━━━━━

当スクールのご紹介

国土交通省認定「登録講習機関」一等及び二等資格講習に対応。
コマツ認定測量実践コースも開講中!

【当スクールのおすすめポイント

全天候型の施設のため、天候不順による延期・日程の再調整などは発生しません

◆講習場所すぐ近く(徒歩2分)に温泉露天風呂付の宿泊施設有。スクール特別割引で宿泊可能です!

◆昼食が付いています。昼食の代金やご用意は不要です!

助成金の申請をサポートいたします!

◆当スクール限定の、コマツ社認定の測量コースがございます!

【当スクールの特徴】

◆回転翼・固定翼の多種多様な機体運用経験、実証実験の経験豊富な実技講師陣が徹底指導

◆土木測量・森林測量・農業・点検・物流・害獣対策など多分野の業務での活用実績が豊富
◆国内最大級の岡山県ドローン育成ドーム、多様な用途のトレーニングに対応可能な広い野外飛行スペース完備。
◆講習会所すぐ近く(徒歩2分)に温泉露天風呂付の宿泊施設有。スクール特別割引で宿泊可能。

━━━━━━━━━━━━━

岡山県和気校

〒709-0452
岡山県和気郡和気町益原681番地1
和気鵜飼谷交通公園 生きがい工芸館内

━━━━━━━━━━━━━

石川県粟津校

〒923-8530
石川県小松市月津町ヲ72-2
コマツ教習所株式会社 粟津センタ

━━━━━━━━━━━━━

 

人気記事

★ドローン免許制度徹底解説はこちら!
★ドローンによる3次元測量実践活用ポイントはこちら!

TOPに戻る