関係閣僚会議で決定されたクマ被害対策パッケージから読み解く -ドローンに予算は使われるのか?-

関係閣僚会議で決定されたクマ被害対策パッケージ概要を読み解く

皆さまこんにちは!FDDI事務局です。

今回は11月14日のクマ被害対策等に関する関係閣僚会議にて決定された、
クマ被害対策パッケージ(概要)を読み解き、
補正予算をドローン導入に使えるか否か確認していきましょう。

自治体の皆さん必見です。

 

本記事の要約

クマ被害対策パッケージが閣僚会議で決定され、補正予算を活用した自治体のドローン導入が現実的な選択肢となりました。新たなクマ対策の方向性をわかりやすく整理します。

  • 補正予算の適用可能性:「ICT等による出没情報提供」にドローン技術が該当

  • 背景と狙い:出没情報の即時取得・共有を強化し住民被害を予防

  • 具体的フロー:映像取得→AI検知→自治体HP・LINEで警報の自動配信

  • 自治体メリット:監視効率化・人員不足補完・導入支援や実証の実績あり

 

ドローンは補正予算の適用範囲内の可能性がかなり高い

下図は閣僚会議で決定されたクマ被害対策パッケージ概要の一部です。
詳しくはこちらをご覧ください。

黄色マーカーを引いた部分にご注目。

ICT等による出没情報の提供等

この部分がドローンに当てはまる可能性がかなり高いです。
出没情報を住民に提供するには、情報網等のインフラ整備はもちろんのこと、
出没情報を取得するクマを探索・検知する技術が必要になります。

 

実際にドローンを活用するとして、どんなフローが考えられるか

弊社においては、過去の害獣センシングの経験を踏まえ、
以下のようなフローでこれが可能と考えております。

①ドローンをはじめとした撮影媒体で動画像取得
②動画像をサーバーにアップロードしAIシステムにより自動でクマを検出
③クマ出没判定がされた場合は自治体HPを始め、公式LINE等を通して住民にアラート

①~③の流れは下図をご参照ください!

弊社ではこのような全体構想の設計から、オペレーターの育成まで、
一気通貫したご支援が可能でございます。
また、自治体と協力した実証実験の経験も豊富にございます。

クマ被害のフェーズがこれまでとは確実に変わってしまった今、
何かできることは無いか、これからも邁進して参ります。

★ドローンによるクマ撃退についての記事はこちら!

★ドローン免許制度徹底解説はこちら!
★ドローンによる3次元測量実践活用ポイントはこちら!

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国土交通省認定「登録講習機関」一等及び二等資格講習に対応
コマツ認定測量実践コースも開講中!

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岡山県和気校
〒709-0452
岡山県和気郡和気町益原681番地1
和気鵜飼谷交通公園 生きがい工芸館内

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石川県粟津校
〒923-8530
石川県小松市月津町ヲ72-2
コマツ教習所株式会社 粟津センタ

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