クマ駆除の後方支援 罠の巡回や確保の確認にドローン活用が期待される理由
2025.11.5急増するクマへの対応策としてドローンが期待される理由
皆さまこんにちは!FDDI事務局です。
10/30付けで環境省より発表された
「クマ被害対策等について」を踏まえて、
気になったところを解説します。
このページの要約
全国でクマ被害が急増する中、環境省が「捕獲体制の強化」を発表しました。
ハンター不足が深刻化する今、ドローンによる後方支援が新たな対策として期待されています。
-
環境省の方針:「最前線のハンター」確保と育成を中心に捕獲体制を強化
-
背景課題:山間部の人口減少でハンター数が減少し、現場対応が限界に
-
ドローンの役割:罠の巡回・設置監視を自動化し、人とクマの遭遇リスクを低減
-
今後の展望:自治体との連携により、ドローン活用による被害抑止の拡大に期待
環境省の当面の対応策は「最前線のハンター」の確保・育成
こちらをご覧ください。(参照)
環境省の打ち出した当面の対応策は、
一言で言えば捕獲体制強化となっております。
その原因はシンプルで、山間部の人口減少によるハンターの減少です。
背景:ハンターは減少の一途をたどっている
こちらをご覧ください。(参照)
これは大日本猟友会の発表している、
構成員数の中で、第一種銃猟のみの人数を抽出し、グラフ化したものです。
第一種銃猟とは、簡単に言えば銃で害獣を駆除できる人のことです。
ハンターの数が減少の一途をたどっていることが目に見えて分かりますね。
ドローンに求められていることは?
ドローンの得意とする領域は、
人からドローンへの代替による、自動化、安全性の向上です。
そして、環境省の対応策で手薄になっている部分として
後方支援の対応策が挙げられます。
具体的には、罠の輸送、設置、巡回です。
自衛隊を動員することで、罠の輸送や設置は進むでしょう。
しかし、巡回となると、人が確認することは、
クマとエンカウントするリスクを意味します。
加えて、ハンターは人手不足となっており、
後方支援に十分に人員を割けない状況です。
ドローンは飛行経路を設定できますから、
クマの罠周辺を自動航行によりモニタリングし、
捕獲状況を完全自動化させることができます。
今後の環境省、自治体の動向を見ながら、
ドローンに何ができるか、常に考えていきたいですね。
今後も同行を追ってまいります。
★ドローンによるクマ撃退についての記事はこちら!
★ドローン免許制度徹底解説はこちら!
★ドローンによる3次元測量実践活用ポイントはこちら!
━━━━━━━━━━━━━
国土交通省認定「登録講習機関」一等及び二等資格講習に対応
コマツ認定測量実践コースも開講中!
◆回転翼・固定翼の多種多様な機体運用経験、実証実験の経験豊富な実技講師陣が徹底指導。
◆土木測量・森林測量・農業・点検・物流・害獣対策など多分野の業務での活用実績が豊富
◆国内最大級の岡山県ドローン育成ドーム、多様な用途のトレーニングに対応可能な広い野外飛行スペース完備。
◆講習会所すぐ近く(徒歩2分)に温泉露天風呂付の宿泊施設有。スクール特別割引で宿泊可能。
━━━━━━━━━━━━━
岡山県和気校
〒709-0452
岡山県和気郡和気町益原681番地1
和気鵜飼谷交通公園 生きがい工芸館内
━━━━━━━━━━━━━
石川県粟津校
〒923-8530
石川県小松市月津町ヲ72-2
コマツ教習所株式会社 粟津センタ
━━━━━━━━━━━━━