ドローン二等資格(国家資格)でできる仕事とは?案件例・報酬相場・一等との違いを解説

皆さんこんにちは!FDDI事務局です。

ドローン二等資格(第二種無人航空機操縦士)で受注できる実務案件や運用メリットを徹底解説。立入管理措置により点検・測量・農業など幅広い現場で即戦力として活躍可能です。

要約

  • 対象案件:建設3D測量、ビル・インフラ赤外線点検、農薬散布、災害調査、不動産PR空撮

  • 主な報酬:点検1.5万円〜、空撮3万円〜、3D測量15万〜50万円(専門スキルで高収入可能)

  • 主なメリット:カテゴリーⅡB申請不要、補助者なしのレベル3.5飛行でコスト削減と迅速な受注を実現

二等無人航空機操縦士(二等資格)の概要と制度的メリット

二等無人航空機操縦士は、航空法上の「カテゴリーⅡ飛行(立入管理措置を講じた上で行う特定飛行)」に対応するための国家資格です。都市部上空などの危険度が最も高い「カテゴリーⅢ飛行(レベル4飛行)」は一等資格が必要となりますが、産業利用の多くを占める広大な敷地や管理区域内での運用は二等資格で十分にカバー可能です。

カテゴリーⅡB飛行における許可・承認申請の免除

第二種以上の機体認証を受けたドローンと二等無人航空機操縦士の資格を組み合わせることで、「カテゴリーⅡB」に分類される特定飛行の国土交通省への許可・承認手続きが不要(または大幅に簡略化)となります。

  • 申請免除対象となる飛行形態(条件成立時):

    • DID(人口集中地区)上空での飛行

    • 夜間飛行

    • 目視外飛行(BVLOS)

    • 人または物件から30m未満の距離での飛行

申請手続きの手間や審査待ち期間(通常数週間程度)を削減できるため、民間企業や自治体からの急な案件依頼に対して迅速に対応できる強みがあります。

レベル3.5飛行の運用が可能

二等資格を保持し、一定の条件(カメラによる安全確認など)を満たすことで、「レベル3.5飛行」が可能になります。レベル3.5飛行では、従来のレベル3飛行で必須だった「立入管理のための補助者配置」や「立て看板の設置」を省略できます。これにより人件費や現場設営コストを抑えられ、点検や物流、農業分野における現場の効率化に貢献します。

二等資格で対応できる主な実務分野と案件例

1. 建築・土木・測量分野(i-Construction対応)

国土交通省が推進する「i-Construction」において、ドローンを用いた3D測量や起工・施工進捗・竣工測量の需要が高まっています。

  • 具体的な仕事内容:

    • 写真測量およびレーザー測量による点群データの作成

    • 建設現場の土量計算・起工測量

    • 広大な開発用地の定期撮影および進捗管理

  • 二等資格で対応可能な理由:

    • 工事現場や採石場などはあらかじめ立入禁止区域を設定しやすいため、カテゴリーⅡ飛行(レベル3/レベル3.5を含む)の枠組みで全行程を実施できます。

2. インフラ・建物点検分野(外壁・屋根・ダム・橋梁)

高所作業車や足場を必要とする点検業務において、ドローンの活用による安全確保とコスト削減が進んでいます。

  • 具体的な仕事内容:

    • 赤外線カメラ搭載ドローン(DJI Matrice 300 RTKやMavic 3 Thermalなど)によるRC造建築物の外壁打診代替点検

    • 住宅・工場の屋根・太陽光パネル点検

    • 橋梁下部やダム・水門などのインフラ構造物調査

  • 二等資格で対応可能な理由:

    • 点検対象の敷地内や周辺に立ち入り管理措置を講じることで、DID地区内であっても二等資格+機体認証の組み合わせでスムーズな現場運用が可能です。

3. 農業支援分野(農薬散布・生育モニタリング)

高齢化や人手不足が深刻な農業現場では、スマート農業の一環としてドローンによる作業自動化が普及しています。

  • 具体的な仕事内容:

    • 水稲・果樹・畑作物の液剤・粒剤農薬散布

    • マルチスペクトルカメラを活用した作物の生育状況モニタリング・施肥設計

    • 鳥獣害対策・追い払いや被害状況の把握

  • 二等資格で対応可能な理由:

    • 農地自体が基本的に関係者以外の立入を制御しやすい環境であり、機体(DJI Agrasシリーズ等)とあわせた二等資格の保有により手続きの簡略化が図れます。

4. 災害対応・自治体連携(被災状況把握・土砂災害監視)

大規模な自然災害発生時における現場調査や二次災害防止のモニタリングにドローンが活用されています。

  • 具体的な仕事内容:

    • 土砂崩れ・氾濫河川・建物倒壊現場の状況確認およびデータ収集

    • 行方不明者の捜索支援(赤外線カメラによる熱検知)

    • 自治体・消防庁との協定に基づく防災訓練への参加および初期対応

  • 二等資格で対応可能な理由:

    • 被災エリア全域を危険区域として立ち入り規制をかけるケースが多く、二等資格による目視外飛行や夜間飛行の技術が役立ちます。

5. 商業空撮・不動産PR分野

観光PR動画や不動産の販売促進ツールとして、高画質な空撮映像の需要が存在します。

  • 具体的な仕事内容:

    • 不動産物件周辺の眺望撮影および土地の全景撮影

    • 観光地・ゴルフ場・リゾート施設のPV映像制作(撮影および動画編集)

  • 二等資格で対応可能な理由:

    • 撮影対象施設の敷地内で撮影を行うため、関係者以外の立ち入りを制御しやすく、二等資格があれば迅速な案件受注・即日フライトに対応できます。

二等資格案件の報酬相場・収入目安

ドローン関連案件の報酬は、単純な撮影のみか、データ解析や動画編集まで含めるかによって異なります。

業務分野 案件の内容 報酬・単価相場
一般住宅・屋根点検 点検撮影(1時間程度) 5,000円 〜 15,000円 / 回
不動産・観光PR空撮 撮影+簡易動画編集 30,000円 〜 200,000円 / 本
農薬散布(農業) 1ヘクタール規模の散布作業 30,000円 〜 50,000円 / 日(時給換算高額)
外壁・赤外線点検 マンション・ビル等の解析レポート作成含む 100,000円 〜 300,000円 / 件
建設・3D測量 データ取得および点群データ作成 150,000円 〜 50,0000円 / 現場

企業のドローン専任担当者として勤務する場合の年収目安は300万円〜500万円程度ですが、フリーランスや個人事業主として測量・点検・映像編集などのスキルを組み合わせて受注する場合、年収500万円以上を目指すことも可能です。

一等資格との違いと二等資格が推奨される理由

飛行レベルとカテゴリによる明確な差異

  • 一等無人航空機操縦士:

    • 飛行レベル: レベル4飛行(第三者上空での目視外飛行)が可能

    • 対象現場: 立ち入り管理措置ができない都市部中心街の上空、イベント会場上空、警備なしでの都市部物流など

  • 二等無人航空機操縦士:

    • 飛行レベル: レベル1〜レベル3.5飛行に対応

    • 対象現場: 工事現場、農地、点検対象の敷地内、森林、災害現場など「立ち入り管理措置(またはレベル3.5の条件)」を講じられる環境

なぜ二等資格からスタートするのが合理的か

  1. 実務案件の大部分を網羅: 産業現場の8割以上は「関係者以外を立ち入らせない(立入管理)」運用が可能です。そのため、高額なコストや過酷な試験を要する一等資格を取得しなくても、二等資格で事業化・実務対応が完結するケースが大半を占めます。

  2. 導入・資格取得コストの抑制: 一等資格の取得講習・試験費用や運用コストに比べ、二等資格は比較的短期間かつ低コストで取得できます。

  3. 民間資格廃止に伴う「公的信頼」の確保: 2025年12月以降、従来の民間資格による飛行許可・承認の優遇措置が段階的に廃止・見直しされる流れの中で、二等国家資格と機体認証の組み合わせが企業取引における信頼の基準となります。

おわりに

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ドローンスクールコース概要

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岡山県和気校

〒709-0452
岡山県和気郡和気町益原681番地1
和気鵜飼谷交通公園 生きがい工芸館内

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石川県粟津校

〒923-8530
石川県小松市月津町ヲ72-2
コマツ教習所株式会社 粟津センタ

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