建設機械メーカー大手11社を徹底比較!売上ランキングや建設DX・ICT技術の強みを網羅【2026年最新】
2026.7.7皆さんこんにちは!FDDI事務局です!
日本の建設現場を支える大手建設機械・重機メーカー11社を徹底比較。人手不足や脱炭素化が進む2026年現在、現場が求める「省人化」「自動化」「建設DX・ICT技術」の最新動向と各社の強み、売上高や本社所在地を分かりやすく解説します。
要約
-
総合建機メーカー:コマツ(スマートコンストラクション)、日本キャタピラー(Cat Command)、日立建機(ConSite)、コベルコ建機(K-DIVE)、住友建機、住友重機械工業の6社を比較。
-
小型・クレーン・専門メーカー:ミニバックホー世界首位のクボタ(AR修理アプリ)、欧米で強い竹内製作所、ヤンマー、クレーン大手のタダノ、加藤製作所の5社を解説。
総合建機・グローバルメーカー6社の特徴と建設DXの強み
1. 小松製作所(コマツ):スマートコンストラクションによる現場DXの世界的リーダー
-
本社所在地:東京都港区
-
売上高:3兆8,651億円(2024年3月期)
-
特徴・主要製品:国内シェアNo.1、世界シェア第2位を誇る日本のリーディングカンパニー。油圧ショベルからダンプトラックまでフルラインナップを展開し、売上の8割以上を海外市場が占める。
-
建設DX・ICT技術の強み:ドローン測量、3D設計データ作成、ICT建機による自動施工から検査までをワンストップで繋ぐソリューション「スマートコンストラクション(Smart Construction)」をグローバルに展開。施工現場全体のデジタルツイン化と最適化を牽引している。
2. 日本キャタピラー(キャタピラー):世界最大手が誇る圧倒的タフネスと無人化技術
-
本社所在地:東京都千代田区(米キャタピラー社の日本法人)
-
特徴・主要製品:世界シェアNo.1の米キャタピラー社直系。圧倒的なパワーと耐久性を備え、大規模土木現場やマイニング(鉱山)市場で絶大な信頼を集める。
-
建設DX・ICT技術の強み:鉱山現場の自動化で培った高度な技術を一般土木へ応用。遠隔操作システム「Cat Command」により、危険な環境や離れたオフィスからでも実機さながらの重機操作を可能にし、現場の安全性向上と省人化を両立している。
3. 日立建機:超大型マイニングの強みと予兆検知「ConSite」
-
本社所在地:東京都台東区
-
売上高:約1兆3,700億円規模
-
特徴・主要製品:油圧ショベルを主力とし、特に超大型のマイニング(鉱山)用機械で世界屈指のシェアを持つ。日立グループの高度なIT・システム技術とのシナジーが強み。
-
建設DX・ICT技術の強み:遠隔監視サービス「ConSite(コンサイト)」を展開。世界中の建機の稼働データを24時間リアルタイムに監視し、故障の予兆をAIなどで検知してアラートを通知。マシンダウンタイム(機械が停止する時間)を最小限に抑えるデータ駆動型の保守ソリューションを提供している。
4. コベルコ建機:低燃費・低騒音とテレワーク施工「K-DIVE」
-
本社所在地:東京都品川区
-
売上高:約3,800億円規模
-
特徴・主要製品:神戸製鋼グループの建機メーカー。ショベル技術とクレーン技術の両方を併せ持つ数少ない企業で、「低燃費」と「低騒音」を追求した都市土木向けの製品開発に定評がある。
-
建設DX・ICT技術の強み:働く人を中心とした現場づくりを目指し、遠隔操作システム「K-DIVE(ケイ・ダイブ)」の実用化を推進。専用のコックピットから遠隔地にある複数の重機を切り替えて操縦できるシステムを構築し、建設業におけるテレワークやオペレーター不足の解消に貢献している。
5. 住友建機:舗装機械のプロフェッショナルと高度な安全監視
-
本社所在地:東京都品川区
-
特徴・主要製品:住友重機械工業グループ。油圧ショベルとアスファルトフィニッシャなどの道路機械を主力としており、特に日本の「道づくり」の現場で圧倒的なシェアと支持を獲得している。
-
建設DX・ICT技術の強み:独自の安全監視システム「FVM2(フィールドビューモニター2)」を搭載。周囲の映像から画像処理技術を用いて「人の形」を検知・識別し、オペレーターに危険を知らせることで、現場の安全・安心をハードとソフトの両面からサポートしている。
6. 住友重機械工業:グループの総合力を活かした産業機械テクノロジー
-
本社所在地:東京都品川区
-
売上高:約1兆700億円規模
-
特徴・主要製品:別子銅山の歴史にルーツを持つ総合重機メーカー。油圧ショベル、道路機械、クローラクレーン、基礎工事用機械をカバーし、グループ内に住友建機や住友重機械建機クレーンを擁する。
-
建設DX・ICT技術の強み:変減速機やプラスチック加工機械、物流システムなど、多様な産業機械分野で培った最先端のメカトロニクス技術やエネルギー制御技術を建設機械へ応用。自動化やプラント連携といった、大規模かつ複合的な現場ソリューションに対応するポテンシャルを有している。
小型建機・都市土木を牽引する主要メーカー
7. クボタ:ミニバックホー世界シェアNo.1とAR修理ガイド
-
本社所在地:大阪府大阪市
-
売上高:約3兆200億円規模
-
特徴・主要製品:農業機械での高い知名度に加え、都市インフラ整備や狭小地での工事に不可欠な「ミニバックホー(小型ショベル)」の販売台数において、20年以上にわたり世界トップシェアを維持している。
-
建設DX・ICT技術の強み:スマートフォンを活用したサービスエンジニア向けの故障診断アプリ「Kubota Diagnostics」を展開。建機にスマホをかざすだけで、故障箇所をAR(拡張現実)で視覚的に表示し、3Dモデルによる修理手順のガイドを行うことで、メンテナンス現場のDXと効率化を実現している。
8. 竹内製作所(TAKEUCHI):欧米で絶大なブランド力を誇る小型・ミニ建機の先駆者
-
本社所在地:長野県埴科郡坂城町
-
売上高:2,130億円(2024年2月期)
-
特徴・主要製品:世界で初めてミニショベルを開発したパイオニア。売上高の9割以上を欧米を中心とする海外が占めており、特に赤と白のカラーリングで知られる小型油圧ショベルやクローラローダーは、北米・欧州の住宅建設や都市土木現場でプレミアムブランドとしての地位を確立している。
-
建設DX・ICT技術の強み:独自のリモート管理システム「TFM(Takeuchi Fleet Management)」を導入。稼働時間、位置情報、エンジン状態などをリアルタイムで一元管理し、盗難防止や適切なメンテナンス時期の把握による効率的なフリート(機群)運用を支援している。
9. ヤンマーホールディングス(ヤンマー):コンパクト建機と環境対応
-
本社所在地:大阪府大阪市
-
特徴・主要製品:小型の油圧ショベル(ミニショベル)やホイルローダー、キャリアなどを展開。狭い都市部の現場や造園・農業用途に特化した取り回しの良さと、自社製高効率ディーゼルエンジンによる低燃費・クリーンな排気が特徴。
-
建設DX・ICT技術の強み:GPSや通信端末を利用した管理システム「SMARTASSIST Remote(スマートアシストリモート)」を建機に搭載。稼働状況の可視化やエラーコードの早期検知に加え、盗難などの異常を検知した際の速やかなアラート通知機能により、現場管理の効率化と資産保護に寄与している。
クレーン・特装車・専門分野の有力メーカー
10. タダノ(TADANO):建設用クレーンのグローバル大手
-
本社所在地:香川県高松市
-
売上高:2,810億円(2024年3月期)
-
特徴・主要製品:油圧式モバイルクレーン(ラフテレーンクレーン、オールテレーンクレーンなど)の国内最大手であり、世界トップクラスのクレーン専門メーカー。高所作業車やトラック搭載型クレーン(カーゴクレーン)も手がける。
-
建設DX・ICT技術の強み:クレーン施工のデジタル化を推進。テレマティクスウェブ情報サービス「HELLO-NET」により、全国・世界で稼働するクレーンの位置、稼働状況、保守情報を一元管理。また、クレーンの揚力や作業半径を事前にシミュレーションできる施工計画支援ソフト「Lift Smart」等を提供し、揚重(吊り上げ)作業の安全性と効率性をデジタル技術で担保している。
11. 加藤製作所(KATO):クレーンと油圧ショベルのハイブリッド展開
-
本社所在地:東京都品川区
-
特徴・主要製品:ラフテレーンクレーンやオールテレーンクレーンといった大型揚重機械と、中大型の油圧ショベル(REGZAMシリーズなど)を二大支柱とする老舗メーカー。
-
建設DX・ICT技術の強み:情報通信技術を搭載したICT油圧ショベルやモバイルクレーンの開発を強化。建機管理システム「KATO-GEARN(カトウ・ギヤーン)」を通じて、GPSによる位置情報、燃料残量、稼働時間のモニタリングを提供し、現場の資産管理や脱炭素(CO2排出量把握)に向けたデータ運用をサポートしている。
参考記事
-
デジコン:「【建設機械 / 重機メーカー】大手20社を徹底比較!売上ランキングや建設DXの強みまで網羅!【2026年版】」 https://digital-construction.jp/column/840
-
各社公式IR資料・製品情報(小松製作所、日本キャタピラー、日立建機、コベルコ建機、住友建機、住友重機械工業、クボタ、竹内製作所、ヤンマー、タダノ、加藤製作所)
おわりに
弊スクールは、日本で唯一の、「コマツ認定のドローン測量実践コース」を開講しております!
土木・測量でドローンを活用される方は、国家資格に加えてぜひ当コースをご検討ください!
講習や助成金等に関しまして、ご相談等ございましたらお気軽にご連絡ください!
(↓弊社説明↓)
弊社は下記の二つの事業をメインに行っております。
- ドローンスクール
- スクールコース紹介/お申込みはこちら!
- ドローン関連コンサルティング(ドローン導入PoCにおけるPMO含む)
- コンサルティング/その他のご相談はこちら!
是非お気軽にドローン免許制度に関することや、スクールに関することなどお気軽にお問い合わせください!
━━━━━━━━━━━━━
当スクールのご紹介
国土交通省認定「登録講習機関」一等及び二等資格講習に対応。
コマツ認定測量実践コースも開講中!
【当スクールのおすすめポイント】
◆全天候型の施設のため、天候不順による延期・日程の再調整などは発生しません!
◆講習場所すぐ近く(徒歩2分)に温泉露天風呂付の宿泊施設有。スクール特別割引で宿泊可能です!
◆昼食が付いています。昼食の代金やご用意は不要です!
◆助成金の申請をサポートいたします!
◆当スクール限定の、コマツ社認定の測量コースがございます!
スクールコース紹介/お申込みはこちら!
【当スクールの特徴】
◆回転翼・固定翼の多種多様な機体運用経験、実証実験の経験豊富な実技講師陣が徹底指導
◆土木測量・森林測量・農業・点検・物流・害獣対策など多分野の業務での活用実績が豊富
◆国内最大級の岡山県ドローン育成ドーム、多様な用途のトレーニングに対応可能な広い野外飛行スペース完備。
◆講習会所すぐ近く(徒歩2分)に温泉露天風呂付の宿泊施設有。スクール特別割引で宿泊可能。
スクールコース紹介/お申込みはこちら!