野鳥とドローンの衝突を防ぐには?猛禽類との遭遇時の正しい対処法

野鳥とドローンの衝突を防ぐには?猛禽類との遭遇時の正しい対処法

皆さまこんにちは!FDDI事務局です。

2022年より始まったロシアによるウクライナ侵攻。
ドローンの本格的な軍事利用が始まった契機でもあります。

軍事利用が始まってから、貴重な野鳥がドローンにより傷ついているとの報告が相次いでいます。
貴重な野鳥が傷ついている記事はこちら

悲しいですね、、

 

この記事の要約

ドローン飛行中に野鳥と衝突する事故が増えています。猛禽類など縄張り意識の強い鳥との接触は、重大な事故にもつながるため、操縦者の適切な対応が求められます。

  • 野鳥とドローンの衝突事例は国交省の事故報告にも記載あり

  • 猛禽類は急降下が得意。ドローンは急上昇で回避を

  • 野鳥との接触で第三者の物件損壊→重大事故となる可能性も

  • 飛行場所(海岸・山地)では特に野鳥への配慮が必要

  • 最大高度を守りつつ、安全で責任ある飛行を心がけましょう

 

ドローン操縦中に野鳥を傷つけてしまう事故は、他人ごとではない!

さて、野鳥とドローンの衝突事故ですが、
国交省の「無人航空機に係る事故等報告一覧」にも野鳥と衝突した事例が報告されております。

また報告事例では衝突で終わるにとどまらず、
第三者の家屋屋上に墜落し、屋根を一部破損するに至っております。

野鳥に当たるだけならしょうがないというわけではありませんが、
第三者の物件を損壊してしまった場合、事故に該当しますので要注意です!
事故・重大インシデントに関してはこちら

 

ドローン操縦中に野鳥に遭遇!どう対処すればいい?

ドローンとの衝突が報告される鳥はたいていの場合、縄張り意識が高いです
ウクライナではハヤブサ、ロシアではニシハイイロペリカン、岡山ではトンビ。
みんな縄張り意識が強く、ドローンが自分の縄張りに侵入した場合、高確率で威嚇してきます。

そんな時、早く降ろさなきゃと下降を試みた場合、高確率で打ち落とされます。
鳥、とりわけ猛禽類は急降下が得意です。
これは狩りの仕方から考えれば自然なことで、
上空から獲物を探し出し狙いをつけ、獲物の死角から急降下し一発で仕留めます。

では、野鳥からどう逃げるか、もうお分かりですね?
ドローンを急上昇させる、です。(最大高度には気を付けて!)

小話ですが、猛禽類は上昇する際、旋回しながら上昇気流を探すそうです。
ラジコンのグライダーを飛ばす時と似ていますね。
自力ではなく、自然現象を利用し上昇しているが故に、急上昇はできないのです。

皆さんも海岸沿いや、山地で飛ばす際、猛禽類には注意して飛ばしましょう。

 

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