日本郵便が行政処分で運送業許可取り消しへ
日本の運送業はドローンに救えるのか？

皆さまこんにちは！FDDI事務局です。

日本郵便が不適切な点呼を行っていたとして、行政処分が下りました。
ただでさえひっ迫している運送業ですが、トラック等2500台が運用できないことになります。
日本の運送業はどうなっていくのでしょうか、、

 

人手不足に残業規制、日本の運送業をドローンは救えるのか？

物流の人手不足を解消する一手として、ドローンが期待されています。
小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会の出したロードマップによると、
ドローンを活用した物流において、2025年現在は、
「ラストワンマイル配送サービス（医薬品配送や買い物代行等を含む）の実装に向けた支援等」
のフェーズにあるとのことです。（詳しくは首相官邸HPをご覧ください）
ラストワンマイルは下の図を参照してください。（今回は郵便配達を例に図示してみました）

中々思うように進んでいないのが現実ですね、、
現在も各地で物流実証が行われておりますが、
ここ4、5年での進展はそこまでないように感じます。
（FDDIでは2021年まで物流実証を行っておりました）

 

ドローンでのラストワンマイル配送、何が障壁？

挙げたら際限ないですが、ざっと列挙してみます。

• 航空法により、有人地帯を目視外で飛ばす場合（レベル4飛行）、
  一等無人航空機の資格保有者が第1種型式認証取得機体を飛行させる必要がある。
  →都市部に限らずラストワンマイル飛行をするにはレベル4飛行になることが想定されますが、
  　一等資格を取得した上で第1種型式認証機体を保有するのはかなりハードルが高いです。
• 1機体が配送できる量には限りがあり、配達にかなりの時間を要する。
  →1機体が配送できる量の制約があり、何往復も飛行させる必要があります。
• 現状、複数機体を1人の人間によりオペレーションすることが難しい。
  →多数機の同時運航を安全に行うためのガイドラインが出ましたが、
  　まだまだ実装段階には至っていないようです。（詳しくは国土交通省の資料をご覧ください）

なかなか厳しい道のりになりそうです、、

 

★無人航空機技能証明制度徹底解説はこちら！

★国家ライセンスコースについてはこちら！

 

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